今年はじめ、新百合ヶ丘駅のすぐそばに昭和音楽大学のキャンパスが完成しました。キャンパス内にテアトロ ジーリオ ショウワ というややこしい名前の音楽ホールがあります。1400人収容の小さめのオペラも上演できる音楽堂ですが音響効果もよく、比較的小さいので、どの席からでも舞台がよく見えますし音もよく聞こえる素晴らしいホールです。
昨日そのホールでキャンパス・オープニング記念のオペラが上演されましたので鑑賞に行ってきました。演目はドニゼッティーの「愛の妙薬 L'elisir d'amore」です。
感想は「素晴らしい」の一言です。歌はもちろん、舞台装置、オーケストラも言うことなしでした。「ブラボー」なんて、あいのてをいれるベテランまでいて楽しかったです。
去年の暮れにヨーロッパに行った際、ベルリンでやはり「愛の妙薬」を鑑賞しましたが、それに劣りません。というか、舞台などの出来はこちらのほうが綺麗で特に照明がよかった感じです。しかも字幕つきでイタリア語の歌唱です。この字幕があると細かいやり取りが分かってとても良いですね。
写真はパンフレットからです。