京都賞という賞をご存知でしょうか。京セラの稲盛さんが私財で設立した稲盛財団が世界中の優れた人々を選んで顕彰するもので日本版のノーベル賞みたいなものです。毎年先端技術、基礎科学、芸術思想の3部門で3人の方が表彰されます。今年は21回目だそうですが、今年の受賞者の中に元TIのチーフ・テクニカル・オフィサーであったジョージ・ハルマイヤーさんがいます。受賞理由はRCA研究所での業績で「液晶を使った平面ディスプレーの開発」です。現役時代よくご指導いただき親しかったので財団と掛け合って何とか授賞式に招待していただき10・11日と京都に行ってきました。ちなみにICの発明者キルビーさんは第9回の受賞です。ついでに時間があったので清水寺に寄ってきましたが紅葉には少し早かったです。