第4日目(6月6日) ゾグネフィヨルドへ
今日はいよいよフィヨルド見物に向かいます。ノルウエーには何万年も前に氷河に削られて出来た谷に海水が入り込んだフィヨルドがたくさんあり、主だったものだけでも5大フィヨルドがあります。今回の旅ではそのうちベルゲンからアクセスしやすい二つ、ゾグネフィヨルドとハダンゲルフィヨルドを訪ねました。
5大フィヨルドのうち、ゾグネフィヨルドは最大で総延長が200kmを越えるそうです。見学にはバス、列車、船を組み合わせた周遊になります。あらかじめ日本で切符を手配しておいたので、ちゃんと使えるか少し心配でしたが、全く問題ありませんでした。乗り継ぎはとてもうまく出来ていてほとんど歩かず乗換えが出来ます。鉄道の駅とフェリー乗り場もすぐ目の前ですし、バスもすぐそばに行ってくれます。少し戸惑ったのはベルゲンのバスセンターでの乗り場を見つけることでした。とにかくどこのバス停がそうなのかさっぱりわからないのです。もっと親切に表示してくれれば良いのにと思いました。
今回は船で出発し、列車で戻ってきます。船はホテルから2分ぐらいの場所から出発します。高速船フィヨルド1号です。5時間かけてフィヨルドの中を航海して、フロムまで行きます。フロムからは有名な山岳鉄道でミュダールまでおりて、そこから、これまた人気のベルゲン急行に乗り換えてベルゲンまで戻ります。このコースではバスは使いませんが、もっと標準的なコースでは列車でミュダールまで、そこから山岳鉄道でフロムまで。そこから船に2時間乗ってグドバンゲンに行き、バスでボスに出てそこからベルゲン急行でベルゲンまで戻る、というコースになります。
船はシーズンであろうに、あまり込んでなく快適な船旅でした。フィヨルドは思ったほど荒々しさがなくおとなしい印象でした。幸い天気が良くて水と雲の対比が綺麗でした。